スターツコーポレーション(株)は10日、2014年3月期第3四半期決算を発表した。
当期(13年4月1日~12月31日)は、連結売上高1,093億500万円(前年同月比21.8%増)、営業利益115億9.300万円(同24.1%増)、経常利益118億2,000万円(同33.3%増)、当期純利益55億9,600万円(同75.4%)。
建設事業は、主力の免震構造の建物提案で、採用可能な用途、敷地、建物のフィールドを拡大した結果、累計の受注棟数が263棟に。その結果、売上高345億3,600万円(前年同期比17.7%増)、営業利益37億9,600万円(同36.6%増)となった。
賃貸仲介事業では、地域密着営業に注力するとともに、自社ホームページにて地域の行政・環境・店舗情報等の役立ち情報の掲載に注力し、住まい探しのサポートを推進。更新業務の簡素化、経費節減なども推進し、売上高は34億3,300万円(同1.5%減)、営業利益は6億1,500万円(同1.7%増)。
売買仲介事業は、主要な不動産ポータルサイトへの物件情報掲載を推進し、委任物件および来店数の拡大を図るとともに、接客コンテスト等の実施により、サービスの向上に注力。法人へのCRE(企業不動産)ソリューションも強化し、売上高33億9,100万円(同9.9%増)、営業利益9億2,500万円(同22.2%増)となった。
通期は売上高1,480億円、営業利益149億円、経常利益148億円、当期純利益75億円を見込む。