不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2014/2/12

自社所有地再開発計画に伴う費用増加により減益/イヌイ倉庫14年3月期第四半期決算

 イヌイ倉庫(株)は10日、2014年3月期第3四半期決算を発表した。

 当期(13年4月1日~12月31日)は、連結営業収益55億2,000万円(前年同期比1.4%減)、営業利益2億8,000万円(同51.3%減)、経常利益2億3,400万円(同41.2%減)、当期純利益1億4,300万円(前年同期:当期純損失6,900万円)。

 物流事業では、「神戸みなと倉庫」の安定稼働と貨物取扱量の微増が寄与したものの、前年度上期に拠点を閉鎖した影響により、営業収益24億2,400万円(前年同期比3.7%減)。セグメント利益は、業務効率化の推進に伴う費用削減効果があったものの、持分法適用関連会社への投資損失を計上したため8,900万円(同42.4%減)となった。

 不動産事業では、主に賃貸マンションの稼働率上昇や賃貸オフィスビルの原状回復に伴う収益により、営業収益29億9,700万円(同2.5%増)。一方セグメント利益は、自社の所有地再開発計画「月島荘~企業寮をShareするという試み~」(東京都中央区)に伴う費用増加により8億4,600万円(同16.1%減)となった。

 通期業績については、営業収益72億4,600万円、営業利益2億6,900万円、経常利益1億8,200万円、当期純利益1億2,000万円を見込む。

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