不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2014/2/13

不動産販売が牽引。売上・利益とも2ケタ増/住友不動産14年3月期第3四半期決算

 住友不動産(株)は13日、2014年3月期第3四半期決算を発表した。

 当期(13年4月1日~12月31日)の連結売上高は5,796億8,400万円(前年同期比13.9%増)、営業利益1,229億8,100万円(同10.6%増)。経常利益は、支払い利息の減少で営業外損益が改善し、1,013億6,300万円(同18.8%増)、投資有価証券評価損がなくなり当期純利益は628億1,200万円(同24.8%増)となった。

 不動産賃貸事業は、既存ビルの空室率改善と、前期に竣工した「住友不動産渋谷ガーデンタワー」、「住友不動産田町ファーストビル」などの通期稼働が業績に寄与したが、付帯工事等の減少で売上高2,080億6,900万円(同0.3%減)、営業利益731億300万円(同0.3%減)と減収減益。既存ビル空室率は6.3%(同1.2ポイント減)。

 不動産販売事業は、マンション、戸建て、宅地の合計で3,871戸(同953戸増)を販売計上。売上高1,871億3,300万円(同31.1%増)、営業利益349億6,900万円(同25.0%増)と大幅な増収増益。マンション、戸建住宅の当期計上予定戸数(5,000戸)に対する契約率は約90%(同変動なし)となった。

 なお、通期では連結売上高7,600億円、営業利益1,600億円、経常利益1,250億円、当期純利益680億円を見込む。

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