ケネディクス(株)は14日、2013年12月期決算を発表した。
当期(13年1月1日~12月31日)は、連結営業収益224億5,600万円(前期比7.2%増)、営業利益69億1,400万円(同18.5%増)、経常利益48億7,800万円(同109.5%増)、純利益19億8,500万円(前期:純損失101億2,800万円)と、増収増益達成。
主力のアセットマネジメント事業では、アセットマネジメントフィーは安定推移したもの、自己勘定保有物件の売却を積極的に進めたことにより、各ファンドで発生する運用報酬などのグループ間内部取引が減少。営業収益72億3,300万円(前期比0.2%減)、営業利益39億円(同6.8%減)に。
不動産投資事業では、棚卸資産に計上していた自己勘定保有物件の売却益や商業用不動産担保証券の償還益などを計上。営業収益93億9,300万円(同65.3%増)、営業利益20億8,500万円(前期:営業損失7億8,200万円)。
不動産賃貸事業では、(株)スペースデザインが連結子会社に追加となり、マスターリース賃料等の新たな収益を計上したが、自己勘定保有物件の売却により賃貸収入が減少。営業収益64億7,600万円(前期比27.1%増)、営業利益18億2,900万円(同42.0%減)となった。
次期は営業収益210億円、営業利益52億円、経常利益41億円、純利益30億円を見込む。