不動産ニュース / その他

2014/2/20

東京・多摩のサ付住宅内にグループホーム等を開設/医療法人財団天扇会

グループホーム「天の川」の居室
グループホーム「天の川」の居室
小規模多機能施設「ほたる」には、入居者同士のふれ合いの場も用意している
小規模多機能施設「ほたる」には、入居者同士のふれ合いの場も用意している

 医療法人財団天扇会は19日、(株)コミュニティネットと共同で、サービス付き高齢者向け住宅「ゆいま~る中沢」(東京多摩市、総戸数56戸)内にグループホーム「天の川」と小規模多機能施設「ほたる」を開設した。

 同物件は、小田急線「唐木田」駅徒歩約8分に位置。敷地面積3,511平方メートル、延床面積7,335.73平方メートル、鉄筋コンクリート造地上7階建て(一部4階建て)。運営する天扇会は、保健、医療、介護、福祉のトータルサービスを24時間365日提供する「あいセーフティネット」として、17事業所を多摩ニュータウンで展開している。
 
 2階に開設したグループホーム「天の川」は、認知症の高齢者(要支援2~要介護5)が介護スタッフと共同生活をしながら、入浴、排泄、食事などの介助、機能訓練が受けられる。1ユニット9名体制で、2ユニットまで受け入れる。居室は1部屋当たり7.7畳、介護ベッドや冷暖房、シャワー・トイレ等を完備。利用料は、月額平均で16万8,000~17万2,000円。

 小規模多機能施設「ほたる」は3階に開設。介護が必要な認知症の高齢者(要支援1~要介護5)メインに、今までの生活環境をできるだけ維持するデイサービスを中心に、訪問介護、ショートステイサービスを24時間提供する。要介護度が中重度になった際も、在宅での生活が継続できるよう支援する。利用料は、通い12日+宿泊8日で月額約8万円(要介護3の場合)。
 
 19日会見した、同医療法人理事長の天本 宏氏は「高齢者の方々に、住み慣れた地域で可能な限り自立した生活を営む支援をしていくのがわれわれの務め。行政や福祉施設等との連携を密にし、切れ目のないサービスを提供していきたい」などと話した。

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