産業ファンド投資法人(IIF)は19日、2013年12月期決算を発表した。
当期(2013年7月1日~12月31日)の営業収益は60億3,700万円(前年同期比4.2%増)、営業利益33億800万円(同2.3%増)、経常利益25億1,000万円(同2.6%増)、当期純利益25億900万円(同2.6%増)、1口当たり分配金は1万6,043円となった。
当期はCRE提案を切り口とした物件ソーシング活動を継続し、その一環として13年12月に「京田辺ロジスティクスセンター」への匿名組合出資持分およびこれに伴う優先購入権を取得。これらの結果、当期末時点の保有資産は物流施設17物件、インフラ施設6物件、工場・研究開発施設等6物件となり、取得価格の合計は1,638億4,300万円。総賃貸可能面積は59万6,992.75平方メートル、平均稼働率は99.9%となった。
次期については、営業収益66億2,000万円、営業利益35億7,700万円、経常利益26億8,000万円、当期純利益26億7,900万円、1口当たり分配金は1万6,184円を見込んでいる。