不動産ニュース / 調査・統計データ

2014/2/20

13年のマンション発売戸数、6年ぶりの10万超え/不経研調査

 (株)不動産経済研究所は20日、2013年の全国マンション市場動向を発表した。

 同年1年間の全国マンション発売戸数は10万5,282戸(前年比12.2%増)で、6年ぶりに10万戸を突破し、4年連続の増加となった。地域別では、首都圏5万6,478戸(同23.8%増)、近畿圏2万4,691戸(同6.1%増)、東海・中京圏5,959戸(同0.9%減)、北海道1,685戸(同17.5%増)、東北1,023戸(同28.3%減)、関東1,201戸(同21.8%増)、北陸・山陰270戸(同37.5%減)、中国3,577戸(同10.5%増)、四国879戸(同24.7%減)、九州9,519戸(同7.6%減)。

 1戸当たりの価格は4,174万円(同9.2%上昇)、1平方メートル当たり単価は58万円(同9.2%上昇)だった。平均価格、単価とも3年ぶりの上昇。また、事業主別供給戸数では、首位が三井不動産レジデンシャル(株)(7,476戸)。次いで、野村不動産(株)(6,517戸)、住友不動産(株)(5,879戸)となった。

 なお、14年の発売戸数は11万戸(同4.5%増)と、5年連続の増加となる見込み。地域別では、首都圏5万6,000戸(同0.8%減)、近畿圏2万5,000戸(同1.3%増)、東海・中京圏7,000戸(同17.5%増)、九州地区1万1,500戸(同20.8%増)と予測。「首都圏のシェアは50.9%と依然として高い数値であり、大手企業中心の一極集中型市場に大きな変化はない」と予測している。

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