埼玉県住まいづくり協議会は19日、「第1回埼玉県環境住宅賞」の表彰式を開催した。
同賞は、環境への負荷が少ない住まいづくり・住まい方の普及を目的に、環境に関する工夫やアイディアに富んだ住宅・住まい手を表彰するもの。「建築部門」「リフォーム部門」「住まい手部門」「アイディア部門」の4部門で募集を実施。72点の応募があった。この中から、最優秀賞1作品、優秀賞3作品、入選10作品を選出した。
最優秀賞は、住まい手部門の「緑がつなぐ家 ~街並み・コミュニティ・環境・世代~」(オーガニックスタジオ(株))が受賞。緑を中心に世代、人、まちをつなぐように配慮した家づくりが評価された。優秀賞には、光や風など自然との調和がとれたデザインが評価された「VOID CUBE」(一級建築士事務所オノデラヨシヒロ建築設計室)などが選ばれた。
会の冒頭に挨拶した同協議会会長の風間 健氏は、「この賞を通じて環境にやさしい住まい方や工夫を県民の皆さまに広く知っていただき、環境にやさしく居住性に優れた住まい方の普及に尽力していきたい」などと述べた。