ジャパン・ホテル・リート投資法人(JRH)は20日、2013年12月期の決算を発表した。
当期(13年1月1日~12月31日)は、営業収益114億7,200万円(前期比57.5%増)、営業利益53億6,700万円(同106.8%増)、経常利益37億4,000万円(同164.8%増)、純利益32億3,300万円(同83.0%減)となった。1口当たり分配金は1,939円(同512円増)。前期は決算期変更に伴い9ヵ月決算となっているため、上昇幅が大きくなっている。また純利益については不動産売却損および減損損失が含まれているため、大幅な減少となった。
トロフィーアセットとなる「ヒルトン東京ベイ」を260億5,000万円で、京都の「イビス スタイルズ 京都ステーション」を66億円で取得。また、3物件を売却し、減損処理を実施。ポートフォリオ全体の収益力、安全性、質の向上を図った。当期末時点の保有物件は28物件で、取得価格合計は1,589億200万円。
次期は営業収益119億6,400万円、営業利益66億8,400万円、経常利益50億7,400万円、純利益50億7,200万円、1口当たり分配金1,940円を見込む。