不動産ニュース / 開発・分譲

2014/2/21

釜石市で復興公営住宅の第II期着工/新日鉄興和不動産

「釜石市上中島町復興公営住宅第II期」模型
「釜石市上中島町復興公営住宅第II期」模型

 新日鉄興和不動産(株)、釜石市、新日鐵住金(株)は3月7日、「釜石市上中島町復興公営住宅第II期」の整備計画を着工する。

 2013年3月に竣工した第I期54戸と合わせ、計210戸の復興公営住宅を整備するもの。第II期では、新日鐵住金が所有する釜石市上中島町の敷地において、新日鉄興和不動産が復興公営住宅156戸と、集会所施設等を整備する予定。

 8階建ての高層棟(2号棟)と5階建ての中層棟(3号棟)、3階建ての低層棟(4、5号棟)の4棟で構成し、4つの住宅棟の中心に中庭を配置。3号棟の1階に見守りの拠点施設としての機能を併せ持つ「集会所施設」「災害備蓄倉庫」を設置する。
 また、2号棟の屋上に「太陽熱温水設備」を設置し、太陽熱によって温められた不凍液を、すべての棟に循環させ、効率的に温水を供給する。3号棟と、4、5号棟はデッキで住棟間をつなぎ、棟ごとの入居者の回遊性を高める。2、3号棟の廊下部に、フロア単位での住民間の語らい、憩いの場として利用することができる「コモンテラス」を設けるとともに、「コモンバルコニー(幅広バルコニー)」を設け、日常動線内での住民同士の交流促進、さらに、高齢者・単身者の「見守り」も兼ねたコミュニティの醸成を図っていく。

 第II期の建物竣工は、15年2月下旬を予定。完成後は、土地・建物を釜石市が買い取る。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。