不動産ニュース / 調査・統計データ

2014/2/21

首都圏中古マンションの成約価格、2年連続の下落/アットホーム調査

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は21日、同社ネットワークにおける、2013年1年間の首都圏新築戸建・中古マンションの登録価格・成約価格データを発表した。調査対象物件は、登録物件が新築戸建10万6,804件、中古マンショ1万4,509件、成約物件が新築戸建2万467件、中古マンション4,595件。

 新築戸建の年間平均登録価格は、1戸当たり3,237万円(前年比1.8%増)と上昇し、再びプラスとなった。平均成約価格も、1戸当たり3,250万円(同1.8%増)と上昇。エリア別では、神奈川県が3,382万円(同0.5%増)で3年連続で上昇。東京23区(4,376万円、同1.6%増)、東京都下(3,378万円、同2.1%増)、千葉県(2,485万円、同0.8%増)が再び上昇、埼玉県(2,733万円、同2.5%増)が2007年以来6年ぶりに上昇した。

 一方、中古マンションの平均登録価格は1戸当たり2,122万円(同1.4%下落)。平均成約価格も2,079万円(同1.0%下落)と、いずれも2年連続のマイナスとなった。成約価格も1戸当たり2,079万円(同1.0%下落)と2年連続のマイナスとなり、特に東京都下(1,908万円、同8.1%下落)の下降が目立った。
 1平方メートル当たりの成約価格も33万2,000円(同0.9%下落)と、2年連続の下落となった。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。