不動産ニュース / 開発・分譲

2014/2/24

豊洲新市場整備事業、事業予定者はすしざんまい・大和ハウス工業に/東京都

 東京都はこのほど、豊洲新市場を整備する「千客万来施設事業」の事業予定者を決定した。

 同事業は、現在の卸売市場である「築地市場」特有の貴重な財産であるにぎわいを承継・発展させるとともに、市場本体施設と連携し、豊洲ならではの活気やにぎわいを生み出すことで、豊洲新市場の魅力を高めつつ、地域のまち作りや活性化に貢献することを目的としたもの。
 東京都中央卸売市場は、同施設に導入する機能を具体化させるため、民間事業者の創意工夫に基づいた施設整備・運営を公募型プロポーザル方式により募集していた。

 審査の結果、(株)喜代村と大和ハウス工業(株)が参画者となる「まぐろチーム」を事業予定者に選定。『調理器具市場』やものづくりの体験等ができる『匠いちばん市場』などからなる5街区(延床面積約2万6,138平方メートル)と多種多様な専門店が集積する『“豊洲”場外市場』や新鮮食材を提供する『まんぷく市場』のほか首都圏最大級の温浴施設や託児所、クリニック等を備える6街区(同約3万9,467平方メートル)をベースに再検討しながら事業を推進していく。

 市場本体施設が竣工する15年度に開設する予定。

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