不動産ニュース / IT・情報サービス

2014/2/25

最短3日で査定額通りに売却できるサービスを開始/NIKKEI

「スマウリ」(http://sumauri.jp)トップページ
「スマウリ」(http://sumauri.jp)トップページ

 横浜市を中心に「横浜スタイル」のブランド名で不動産仲介事業を展開している(株)NIKKEI(横浜市中区、代表取締役社長:望月真裕氏)は25日、ウェブサイトを主な窓口とした新しい不動産売却サービス「スマウリ」(http://sumauri.jp)を開始した。

 同サービスは、不動産仲介会社への一般的な売却依頼や、一括査定サイトを通じた売却が抱えていた問題点を解消することを目的に開発したもの。「一般的な売却依頼の場合、売却が長期化することが多く、売却価格も査定価格を下回るケースがほとんど。また、一括査定サイトを使うと個人情報が多数の仲介会社に流れ、無用なセールスをかけられることもある」(望月社長)。

 スマウリは、同社がユーザーと専任媒介契約を結び、「代理店」として、原則として、投資目的やリノベーションのベース物件を求めている6~9社の仲介会社のみに、同社が選別してオファー。オークション形式で物件査定を依頼する。集まった査定価格は、ユーザーに提示。最高入札額で査定価格通りに売却する。

 売却依頼から査定価格の提示、売却までにかかる時間は最短で3日間。同社は、ユーザーから売却価格の1.5%+3万円の手数料と、売却先業者から既定の仲介手数料を受領する。

 「相続や任意売却など、できるだけ処理を急ぎたいユーザーに、適正な価格で早期売却が実現できるサービスとしてアピールしていきたい。現在、当社は年間350件程度の売買仲介実績だが、このサービスにより、1割程度上積みを狙いたい」(同氏)。

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