日本ロジスティクスファンド投資法人(JLF)は25日、物流施設「三郷物流センター」(埼玉県三郷市)の信託受益権取得を決定した。
同物件は、複数の高速道路がクロスする三郷エリアに位置。三郷インターチェンジに至近であることから、首都圏全域および全国主要都市へのアクセスが良好な環境であるほか、JR武蔵野線「新三郷」駅も徒歩圏内にあるため労働力の確保も見込める。
雨天時のオペレーションに対応可能な片面11スパンのトラックバースと多数の垂直荷役設備を設置していることから、貨物の効率的な入出庫や庫内移動、保管が可能。幅広いテナントニーズに対応できるほか、複数テナントによる分割利用もできる。
ケネディクス(株)がアセットマネジメント会社としてプロジェクトを主導した開発案件であり、埼玉南部を中心に物流事業を展開する(株)拓洋(埼玉県八潮市、代表取締役社長:鈴木裕司氏)と25年間の定期建物賃貸借契約を締結していることなどから取得を決めたもの。
取得価格は38億7,300万円で、引渡日は3月4日。鉄筋コンクリート・鉄骨造合金メッキ鋼板ぶき4階建て。敷地面積は1万688.38平方メートル、延床面積は1万9,483.06平方メートル。
なお、今回の取得により同投資法人のポートフォリオは38物件、取得価格ベースで1,989億6,300万円となる。