不動産ニュース / 開発・分譲

2014/3/3

アメリカ・テキサスで賃貸住宅事業を開始/大和ハウス工業

「バークレーハウスI」外観
「バークレーハウスI」外観

 大和ハウス工業(株)は3日、米国大手の不動産会社であるLincoln Property Compani(テキサス州ダラス市、以下、リンカーン社)と業務提携。4月より賃貸受託事業「バークレープロジェクト」(米国テキサス州タラント郡、総戸数716戸)を開始すると発表した。

 大和ハウス工業の現地法人Daiwa House California(以下、大和ハウスカリフォルニア)を通じ、リンカーン社が開発または所有する不動産用地を取得し、賃貸住宅を建設。賃貸住宅事業を行なうもの。敷地面積約10ha。すでに購入している「バークレーI」(総戸数406戸)に加え、隣接する不動産用地を取得し「バークレーII」(総戸数310戸)を開発する。建物は、2×4構造の地上3階建て。

 外観は石貼りをアクセントとし、2階までをレンガ仕様、3階は淡い色合いの塗装とする。自然豊かなロケーションを活かすため、建物配置にゆとりをもたせ、敷地内は歩車分離し、安全面にも配慮する。また敷地内にプールやドッグラン、ビジネスセンター、スポーツジム、BBQコーナーなど共用施設も完備。

 住戸は、総床面積約6万平方メートル、戸当たり専有面積60~100平方メートル。間取りは1ベッド・1バス~3ベッド・2バス。賃料は約10万円台~20万円超。1975~89年生まれの「ジェネレーションY世代」がメインターゲット。「バークレーII」は14年4月着工、竣工は15年中を予定。

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