建築研究開発コンソーシアムはこのほど、「2013年度建築・住宅技術アイデアコンペ」(第11回)の審査結果を公表した。
同コンペは建築・住宅技術に関する斬新な研究開発テーマの提案競技として、正会員、準会員、学術会員を対象に研究会や共同研究開発のテーマとなるアイディアを公募したもの。2013年11月12日~14年1月14日の期間で提案を受け付け、新規性、実用性、実現可能性、建築や社会に対するインパクトを評価基準として、一次審査(書類審査)、二次審査(プレゼンテーション審査)を実施し決定した。
応募件数11件14名の中から、「子どもの安全配慮に関する研究」(積水ハウス(株)藤井瑛美氏)が最優秀賞に。優秀賞に「ユーザーが直観的に理解できる建築や住宅の部品・設備のデザイン」(大成建設(株)清水友里氏)、審査員特別賞に「アーチ形ダンパによる建物の制震化」(五洋建設(株)都祭弘幸氏)、そのほか佳作3点を選定した。