ミサワホーム(株)は4日、同社独自の木質パネル接着工法が、林野庁の木材利用ポイント事業の対象工法に指定されたと発表した。
木材利用ポイント事業とは、林野庁が2013年4月より実施しているもので、対象地域材を主要構造材などとして過半使用する「木造住宅」や、対象地域材を用いた登録建築材料を使用する「内装・外装木質化」などに対してポイントを付与する。
同社の場合、札幌工場で生産した構造材を使用し、北海道で建築する2階建て・3階建ての木質系工業化住宅が対象。14年4月1日から9月30日までに工事着手した建物が該当する。1棟当たり30万ポイントを付与。また、北海道では「内装・外装木質化」についても、登録建築材料のフローリングを使用することで別途ポイントが付与され、合算で最大60万ポイントまで可能となる。