不動産ニュース / 調査・統計データ

2014/3/10

都心3区オフィスビルの成約賃料DI、マイナスに転じる/ザイマックス不動産総研調査

 (株)ザイマックス不動産総合研究所はこのほど、2013年第4四半期(10~12月)における、東京23区と都心3区の「成約賃料DI」を発表した。

 同データは、「成約」ベースのデータを用い、同一ビルにおける新規賃料単価の変動(「上昇」「据置」「下落」)からオフィスマーケット市況を表わしたもの。各ビルごとに半年前の賃料単価(共益費込単価)と比較。「上昇」「据置」「下落」についてそれぞれ棟数をカウントし、その割合を求めた上で上昇パーセンテージから下落パーセンテージを引いた数字を「成約賃料DI」としている。データ数は、各四半期で平均400件程度。

 当期の成約賃料DIは、東京23区で「0」、都心3区で「-3」。東京23区は前期から6ポイントの下落、都心3区は5ポイントの下落でマイナスに転じた。景気回復に伴い、大きな空室区画を抱えるビルで賃料を下げ、テナント確保を優先する動きが見られた結果、前期に比べ賃料が下落した物件の割合が増えたことが要因。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年9月号
アクティブシニアの最新住宅ニーズ!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。