不動産ニュース / 調査・統計データ

2014/3/11

投資用区分マンション、表面利回りが過去最低の9.30%/ファーストロジック調査

 (株)ファーストロジックは11日、2014年2月期の「投資用不動産の市場動向調査」結果を発表した。2月中に、同社が運営する不動産投資サイト「楽待」(http://www.rakumachi.jp)に新規掲載された物件、問い合わせのあった物件の取引状況を調査したもの。

 投資用1棟アパートは、新規掲載物件の表面利回りが10.35%(前月比0.06ポイント増)と上昇した。一方、問い合わせ物件の表面利回りは11.94%(同0.27ポイント減)と下落。新規掲載物件の価格は6,229万円(同165万円減)、問い合わせ物件の価格は5,083万円(同399万円減)といずれも下落した。

 投資用1棟マンションは、新規掲載物件の表面利回りが9.03%(同0.16ポイント増)、問い合わせ物件の表面利回りが10.85%(同0.35ポイント増)といずれも上昇。物件価格は、新規掲載物件が1億9,698万円(同597万円増)、問い合わせ物件も1億6,069万円(同563万円増)と、いずれも上昇した。

 投資用区分マンションは、新規掲載物件の表面利回りが9.30%(同0.4ポイント減)と下落し過去最低利回りに。一方、問い合わせ物件の表面利回りは11.16%(同0.47ポイント増)と上昇。物件価格は、新規掲載物件が1,155万円(同101万円増)、問い合わせ物件が977万円(同24万円増)といずれも上昇した。

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