不動産ニュース / その他

2014/3/12

京橋トラストタワー、災害時を想定し非常用発電機稼働デモを実施/森トラスト

停電直後の「京橋トラストタワー」の外観
停電直後の「京橋トラストタワー」の外観
非常用発電機稼働中の「京橋トラストタワー」の外観
非常用発電機稼働中の「京橋トラストタワー」の外観

 森トラスト(株)は10日、同社が開発した「京橋トラストタワー」(東京都中央区)にて、同ビル入居予定企業を招き、非常用発電機の稼働デモンストレーションを実施した。防災・BCPの重要性を入居予定企業と共有することを目的に実施したもの。

 同物件は、敷地面積4,403.86平方メートル、延床面積5万2,470.87平方メートル。鉄骨造一部鉄骨鉄筋コンクリート造。地上21階地下3階塔屋2階建て。建物はハイブリッド制震構造を採用し、耐震性能が一般の超高層建築物に求められる約1.5倍の性能を確保。また、平常時の最大約8割の電力供給が可能な非常用発電機を備え、停電時でも照明や、エレベーター・トイレなどを使用可能とする防災・BCP対応に配慮した大規模複合施設。

 デモンストレーションでは、震度6強の地震発生を想定して人為的に停電状態を再現。自動で非常用発電機が作動し、全館に通電される状況や通常時・停電時・非常用発電機稼働時に使用可能な設備等を体験・見学した。また、「仙台トラストタワー」で東日本大震災時に実際に行なわれたBCP対応事例を紹介し、BCPの重要性と、それを支える非常用発電機の有効性について知見を共有した。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。