不動産ニュース / 調査・統計データ

2014/3/19

首都圏中古マンション価格前月比1.4%増で5ヵ月連続の上昇/東京カンテイ調査

 (株)東京カンテイは19日、2014年2月の三大都市圏・主要都市別「中古マンション70平方メートル価格月別推移」を発表した。同社データベースに登録されたファミリータイプの中古マンションの売り希望価格を、行政区単位に集計・算出して70平方メートル当たりに換算したもの。

 首都圏の中古マンション価格は、2,895万円(前月比1.4%増)と5ヵ月連続の上昇、前年同月比では3.4%のプラスとなった。都県別では、東京都が3,788万円(同1.0%増)、神奈川県が2,509万円(同2.5%増)および埼玉県が1,889万円(同1.4%増)と引き続き上昇。一方、千葉県は平均築年数のの進行により1,846万円(同0.6%減)と下落した。

 主要都市では、東京23区が4,142万円(同0.8%増)と3ヵ月連増で上昇。横浜市は平均築年数が21.4年から20.8年と若返った影響で2,645万円(同3.0%増)と大きく上昇した。一方、さいたま市は2,107万円(同1.5%減)、千葉市1,732万円(同1.1%減)と、ともに1%を超える下落となった。

 近畿圏は1,853万円(同1.8%増)と上昇、13年9月以降、1,800万円を上回る水準で堅調に推移している。大阪府は1,906万円(同1.7%増)と引き続き上昇、11年8月以来の1,900万円台を回復した。兵庫県は1,815万円(同2.0%増)と比較的大きく上昇した。

 中部圏は1,554万円(同3.4%増)と4ヵ月連増で上昇となった。愛知県は1,599万円(同2.8%増)と2ヵ月ぶりに上昇した。

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