東急リバブル(株)は4月1日より、70歳までの継続雇用が可能となる社内制度「キャリアエキスパート再雇用制度」を新設する。
現行の定年再雇用制度上限年齢の65歳で雇用期間が満了となる社員のうち、本人に継続勤務の意志があり、かつ職務実績や将来貢献への期待など社内基準を満たす者を70歳までの最長5年間、契約社員として直接雇用する制度となる。
定年後のライフスタイルが多様化する中、社員の生活設計への支援を図るとともに、シニア社員が持つ豊富な知識・スキル・人脈等を継続的に活用することで、全社の生産性の向上を目指していく。
なお同社では、女性、シニア、外国人、障がい者等の多様な人材が能力を発揮し、活躍できる環境・風土づくりを推進することを目的に、2013年4月、人事部内に「ダイバーシティ推進P.T.」を設置。すでに事業所内休日保育所の開設や産休・育休取得社員のフォロー体制の構築のほか、ミドルシニア社員・シニア社員への「キャリアデザイン研修」を実施する等、各種人事制度の拡充に取り組んでいる。