不動産ニュース / 団体・グループ

2014/3/20

「時事的なテーマ分かりやすく」。不動産協会賞3作品を表彰

左下から木村理事長、大水氏代理の知念氏(学芸出版社)、根本氏、馬場氏代理の塩津氏(オープン・エー)、青山選考委員座長
左下から木村理事長、大水氏代理の知念氏(学芸出版社)、根本氏、馬場氏代理の塩津氏(オープン・エー)、青山選考委員座長

 (一社)不動産協会は19日、パレスホテル東京(東京都千代田区)で第4回「不動産協会賞」の表彰式を開催した。

 同賞は、同協会が社会貢献活動の一環として、日本経済や国民生活に関する著作物から選定・表彰しているもの。今回は、2012年8月~13年11月までに発表された作品を対象とした。
 受賞した作品は『実証・仮説住宅 東日本大震災の現場から』(大槌町副町長:大水敏弘氏)、と『「豊かな地域」はどこがちがうのか-地域間競争の時代』(東洋大学経済学部教授/PPP研究センター長:根本祐二氏)、『RePUBRIC 公共空間のリノベーション』(建築家/OpenA代表/東北芸術工科大学准教授:馬場正尊氏)の3作品。

 表彰式で挨拶した選考委員座長の青山 佾氏(明治大学公共政策大学院教授)は、「“国際競争力を高める都市再生”、“良好な住宅ストックの形成”、“防災・減災”など、幅広い分野の中から3作品を選んだ。いずれも選考委員全員一致で決定した」等と話した。また、同協会理事長の木村惠司氏は「それぞれの作品は、被災地の現状、地方の活性化、リノベーションの可能性等、時事的なテーマを分かりやすく扱っており、たくさんの人に読んでもらいたい」等と祝辞を述べた。

 受賞作品の詳細は、同協会のホームページ参照。

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