日本ハウズイング(株)は20日、マンションの共用部分を対象にしたLED等の省エネ型照明設備の導入によるCO2削減プロジェクト計画案が、J-クレジット制度認証委員会より承認されたと発表した。
J-クレジット制度は、省エネ機器の導入や森林経営などの取り組みによる、CO2など温室効果ガスの排出削減量や吸収量を「クレジット」として国が認証するもの。
同社が管理受託しているマンションの管理組合が「ECOするマンションの会」を結成。同会が「排出削減事業者」となり、省エネ型照明設備を導入したことで削減した排出量をJ-クレジット認証委員会へ報告。認証された排出削減量(J-クレジット)が同社に売却され、売却益を会員(管理組合)に分配する。
同社はこれまで、同会とともに、国内クレジット制度を活用し262tのCO2排出を削減してきた。今後も、同会の会員を増やし、省エネ活動の輪を広げていく考え。