東京急行電鉄(株)は28日、賃貸住宅「STYLIO(スタイリオ)」ブランドの18棟目となる「スタイリオ中延駅前」(東京都品川区、総戸数32戸、店舗3区画)をオープンする。
「スタイリオ」とは、価値観やライフスタイルを大切にするシングルやDINKSなどを対象に、駅に近い場所に利便性と品質を備えた住まいを提案する賃貸ブランド。
同物件は、敷地面積1,335.10平方メートル。4月上旬に駅構内リニューアルが完了する東急大井町線「中延」駅直結、都営浅草線「中延」駅徒歩1分に立地。鉄筋コンクリート造地上7階建て。延床面積882.68平方メートル。間取りは1K~1LDK(25.03~46.78平方メートル)。
1~3階は店舗となっており、東急ストア運営のCVSサービス機能を付加した小型スーパー「Tokyu Store FOOD STATION 中延店」(4月9日開業予定)や、東京都認可保育所(4月1日開園予定)、東急のデイサービス施設(5月1日開業予定)が入居する。今後、保育所の幼児とデイサービスの高齢者が交流する機会を設けるなど、多世代間の交流を促進していく方針。
賃貸住宅の入居者は、30歳以上の単身・二人世帯を中心に、6割ほどが決まっている状況。同社都市開発事業本部住宅・ソリューション事業部住みかえ事業推進部賃貸住宅担当マネージャーの加藤 久氏は「東急沿線で働く近隣の会社勤務者が多い。利便性が良いため反響が高くすぐに満室となる見込み」と述べた。