不動産ニュース / 開発・分譲

2014/4/3

大阪・千里中央の「よみうり文化センター」再整備事業に着手/MID都市開発他

「(仮称)よみうり文化センター(千里中央)再整備事業」の外観イメージ
「(仮称)よみうり文化センター(千里中央)再整備事業」の外観イメージ

 MID都市開発(株)は、関電不動産(株)、関西電力(株)と共同事業者として参画する「(仮称)よみうり文化センター(千里中央)再整備事業」(大阪府豊中市)を、8日に起工する。

 同事業は、(株)読売新聞社大阪本社と讀賣テレビ放送(株)が1977年に設立した「よみうり文化センター」の建て替えによる再整備事業。敷地面積は約1万2,000平方メートル、延床面積約10万8,000平方メートル。鉄骨造地上7階地下1階建ての商業施設と、鉄筋コンクリート造地上51階地下1階建ての住宅施設からなる複合施設。

 商業施設には医療モールやスイミングプールなどを併設するほか、イオンモール(株)の参画により、一般的な郊外型大型店とは一線を画すようなグルメスーパーや専門店街を展開する。住宅施設は、定期借地権付きのマンション(総戸数543戸)を建設・分譲。制震タワーマンションで、「省エネルギー・省CO2」技術による環境配慮と防災・災害対応を施す予定。なお、同事業は環境省の「平成23年度サステイナブル都市再開発促進モデル事業」に採択されている。

 商業施設と住宅施設を一体で整備。豊中市との協定に基づき、2階に歩行者回廊(デッキ)を新設し、北大阪急行電鉄、大阪モノレール「千里中央」駅と周辺施設の回遊ルートを拡充する。また、商業施設内に吹き抜け空間、住宅施設2階には多目的スペース(小ホール)を設け、地域の交流促進や集客につなげる。

 商業施設はI期が2015年夏頃、II期が17年春頃開業、住宅施設は19年春頃の竣工予定。

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