マンション管理を主要事業とする東京ディフェンス(株)(東京都品川区、代表取締役社長:山田光子氏)はこのほど、中国の不動産ディベロッパーである仲益集団と業務提携を締結。中国・上海の大規模住宅「古北名都城」の管理業務を受託すると発表した。
中国では、主要都市部でのマンション建設ラッシュによる供給に対し、維持管理システムの構築が遅れており、また日本式の管理方式に注目が集まっていることから業務提携に至ったもの。
日本と海外の遠隔マンション管理報告システムを構築している同社が、高度なマンション管理を提供する。
「古北名都城」は、上海市街地の西部に位置。高層マンションや別荘が多いエリアとなる。同物件は集合住宅69棟、住宅25棟を建設する事業で、総戸数は3,950戸の予定。
同社では、今後も上海の不動産ディベロッパー等との関係性を強化し、マンション管理の他にもオフィスビル管理業務にも拡大を図る考え。