不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2014/4/11

1口当たり分配金は8,688円/DRI14年2月期決算

 大和ハウス・レジデンシャル投資法人(DRI)は10日、2014年2月期決算を発表した。

 当期(13年9月1日~14年2月28日)は、営業収益83億1,600万円(前期比4.3%増)、営業利益35億5,900万円(同2.8%減)、経常利益27億400万円(同2.7%減)、当期純利益27億300万円(同2.7%減)、1口当たり分配金は8,688円(同388円増)となった。

 「カスタリア初台II」「カスタリア恵比寿」など6物件(取得価格合計103億円)を取得。13年10月および11月に新投資口2万2,000口を発行して総額85億9,900万円の資金調達を行ない、手取金の一部により、同年11月29日付で短期借入金70億円の期限前弁済を実施した。また、唯一保有していた商業施設「フォレオタウン筒井」を同年12月26日付で譲渡し、その結果、保有する物件はすべて居住施設となった。

 保有物件の運用においては、当期の平均稼働率は96.5%と運用状況の予想の前提条件であった平均稼働率96.0%を上回る水準で推移した一方、前期まで弱含みで推移してきた賃料水準が、当期は前期同様の水準を確保できたこと、費用面でも媒介手数料、修繕費等が低く抑えられたこと等を主因として、筒井譲渡による賃料収入の減少をカバーし、筒井の不動産等売却損3億8,500万円を除けば、前期で公表した運用状況の予想を8,200万円を上回る純利益を計上した。

 次期は、営業収益85億7,000万円、営業利益38億2,500万円、経常利益30億100万円、当期純利益30億円、1口当たり分配金は8,470円を見込む。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。