不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2014/4/11

レジデンシャル事業で契約解除など発生し、大幅赤字に/ランド14年2月期決算

 (株)ランドは10日、2014年2月期決算を発表した。

 当期(2013年3月1日~14年2月28日)の連結業績は、売上高18億400万円(前年同月比77.2%減)、営業損失5億6,300万円(前年同期:営業損失67万円)、経常損失7億2,200万円(同:経常損失3億3,000万円)、当期純損失12億8,500万円(同:当期純利益5億7,800万円)となった。

 レジデンシャル事業は、販売代理案件の手数料収入およびその他の収入を計上。共同事業主からの申し入れにより一部共同事業契約を解除した結果、売上高5億5,900万円(前年同期比82.7%減)営業損失4億7,700万円(前年同期:営業損失2億7,100万円)となった。
 アセット・ソリューション事業は、収益不動産の賃料収入およびその他の収入を合わせた結果、売上高8,700万円(前年同期比24.4%減)、営業損失8,400万円(前年同期:営業損失5,900万円)。
 シニア事業については、(株)ランドネクサスの全株式を(株)ネクサスからの質権行使請求に伴い譲り渡したことにより、第1四半期連結会計期間末をみなし売却日として連結の範囲から除外している。第1四半期連結会計期間末までの売上高は11億5,800万円、営業損失1,100万円となった。

 通期予想は、証券取引等監視委員会および神奈川県警現段階の調査を受けており、不確定要素が多いため未定としており、グループへの業績影響が判明次第、速やかに公表する予定。

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