(株)不動産経済研究所は15日、2014年3月の近畿圏マンション市場動向を発表した。
同月の発売は1,848戸(前年同月比27.1%減)。月間契約率は77.8%(同5.8ポイント下落)と、2ヵ月連続で70%超を維持した。
1戸当たりの平均価格は3,640万円(同2.8%増)と3ヵ月ぶりの上昇。1平方メートル単価も50万7,000円(同3.3%増)で4ヵ月連続の上昇となった。
即日完売物件は「プラウド伊丹郷町マークス」1期(兵庫県伊丹市、平均1.1倍、最高2倍)、「エスリード伏見桃山グラセント」1期(京都市伏見区、平均2.3倍、最高4倍)など3物件121戸。3月末時点の販売在庫数は2,054戸で、前月末に比べて40戸減少した。
なお、4月は1,800戸程度の発売を見込む。