不動産ニュース / 調査・統計データ

2014/4/15

投資用1棟マンション、物件価格が過去最高/ファーストロジック調査

 (株)ファーストロジックは15日、2014年3月期の「投資用市場動向データ最新版2014年3月期分」の調査結果を発表した。同社が運営する不動産投資サイト『楽待』(http://www.rakumachi.jp)に3月中に新規掲載された物件、問い合わせのあった物件を調査したもの。

 投資用1棟アパートは、新規掲載物件の表面利回りは10.18%(前月比0.17ポイント減)、問い合わせ物件の表面利回りは11.86%(同0.08ポイント減)といずれも下落。一方で、新規掲載物件の価格は6,296万円(同67万円増)、問い合わせ物件の価格は5,714万円(同631万円増)といずれも上昇した。

 投資用1棟マンションは、新規掲載物件の表面利回りは8.89%(同0.14ポイント減)、問い合わせ物件の表面利回りが10.37%(同0.48ポイント増)といずれも下落。新規掲載物件の価格は2億2,352万円(同2,654万円増)と過去最高を記録。問い合わせ物件価格も1億8,676万円(同2,607万円増)と上昇した。

 投資用区分マンションは、新規掲載物件の表面利回りが9.20%(同0.1ポイント減)。一方、問い合わせ物件の表面利回りは11.59%(同0.43ポイント増)と上昇。物件価格は、新規掲載物件が1,173万円(同18万円増)と上昇した一方で、問い合わせ物件は912万円(同65万円減)と下落した。

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