不動産ニュース / 調査・統計データ

2014/4/16

主婦の家庭のストレス原因、第1位が「旦那」/オウチーノ総研調査

 (株)オウチーノはこのほど、「家庭と仕事のストレス」についての調査結果を発表した。4~7日にインターネットによるアンケート調査を行なったもの。対象は20~49歳の専業主婦と兼業主婦各370名。

 「家庭生活でストレスを感じているか」について、「感じている」と回答したのは専業主婦が92.7%、兼業主婦が83.8%であった。また、兼業主婦の81.1%は、仕事の面でもストレスを感じていると回答。家庭生活・仕事の両面でストレスを感じていることがわかった。

 「家庭生活のストレスの原因は何か」という設問では、専業主婦(58.0%)・兼業主婦(57.4%)共に「旦那」という回答が1位に。その理由として最も多かったのは「家事・育児を手伝わない」だった。そのほか、専業主婦では「仕事の帰りが遅い」という理由が挙がったのに対し、兼業主婦では「仕事がない・収入が低い」といった回答が寄せられた。

 2位になったのは専業主婦・兼業主婦ともに「子供」。しかし、兼業主婦で「子供」と回答したのが27.4%であるのに対し、専業主婦では55.1%と約半数にのぼった。兼業主婦と比べ、子供と過ごす時間が長いことが要因であると同社は推測。なお、子供にストレスを感じる理由としては、「言うことを聞かない」が最も多く、以下、「勉強しない」、「わがままを言う」が続いた。

 兼業主婦に対し、「仕事のストレスの原因は何か」と質問したところ、最も多かったのが「仕事内容」で58.2%、以下、「給与・待遇」(34.8%)、「上司」(31.9%)と続いた。また、35.4%が「上司」、「同僚」、「部下」のいずれかを回答していることから、兼業主婦の3人に1人は仕事の人間関係にストレスを感じていることがわかった。

 なお、「ストレス解消法」については、専業主婦・兼業主婦ともに最も多かったのが「美味しいものを食べる」であった。専業主婦では次に「ショッピングをする」が多く、以下、「友人と過ごす・話す」、「寝る」、「家族と過ごす・話す」が続いた。兼業主婦では「寝る」が次に多く、「ショッピングをする」、「運動をする」などの回答となった。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。