不動産情報サービスのアットホーム（株）は22日、同社の全国不動産情報ネットワークにおける、2014年3月の首都圏居住用賃貸物件の市場動向をまとめた。
同月の登録物件数は27万549件（前年同月比8.0％減）。1平方メートル当たりの登録賃料は、賃貸マンションが2,641円（同1.0％下落）、賃貸アパートが2,218円（同1.2％下落）。1戸当たりの登録賃料は賃貸マンションが9万4,500円（同0.2％上昇）、賃貸アパートが6万400円（同0.3％下落）となった。
成約件数は3万3,615（同3.4％減）と2ヵ月連続の減少。地域別では、東京23区が1万3,044件（同3.6％減）、東京都下が3,070件（同4.4％減）、神奈川県が1万614件（同4.5％減）、千葉県が3,253件（同2.9％減）。埼玉県だけが3,634件（同1.2％増）と増加した。
1平方メートル当たりの平均成約賃料は、賃貸マンションが2,577円（同0.4％下落）と4ヵ月連続でマイナス。賃貸アパートも2,249円（同0.4％下落）と再びマイナスに転じた。1戸当たりの成約賃料は賃貸マンションが8万4,600円（同0.4％上昇）で3ヵ月ぶりにプラス。賃貸アパートは5万9,400円（同変動なし）となった。
