関電不動産(株)は、パナソニック(株)、(株)ケイ・オプティコムと共同で考案した、快適性や省エネ性に配慮した生活提案「e-lism(イー・リズム)」を深化。10月に発売予定の分譲マンション「エルグレース南森町」(大阪市北区、総戸数62戸)に初採用すると発表した。
新「イー・リズム」は、健康や空気環境へのこだわり、先進設備によるハード面の強化に加え、設計思想などソフト面の提案も追求。先進スペックや顧客の声を先取りする生活提案を盛り込んだ。
新提案は、「おトク」「快適」「安心」の3要素で構成。「おトク」では、パナソニックのHEMSやケイ・オプティコムの暮らし向上サービスなどを活用して、タブレット上に電気使用状況を映し出す「オール見える化・エコナビ」システムを実装。気密・断熱性能もアップし、認定低炭素住宅の基準もクリアしてローン金利優遇などのお得感を訴求する。
「快適」ではナノイー技術などによる空気環境対策に加え、PM2.5対策対応の高性能エアコンを装備。「安心」では、耐震構造の強化や全戸専有部への防災備蓄庫設置などを実施する。
初弾物件の「エルグレース南森町」は、大阪府内の100戸未満の分譲マンションとして初めて低炭素住宅認定を取得予定。地下鉄「南森町」駅徒歩4分に立地し、敷地面積は1,001.85平方メートル。鉄筋コンクリート造地上14階建て、間取りは1LDK~3LDK。竣工は15年12月を予定している。