ケネディクス(株)、(株)長谷工コーポレーション、三菱UFJ信託銀行(株)、(株)LIXILグループ、(株)損害保険ジャパン、(株)新生銀行の6社は、高齢者介護・医療などのいわゆるヘルスケア施設に特化して投資するREIT(ヘルスケアREIT)の運用を目的とした資産運用会社「ジャパン・シニアリビング・パートナーズ(株)」(東京都中央区、代表取締役社長:藤村隆氏・新生銀行ヘルスケアファイナンス部部長)を設立した。
不動産アセットマネジメント、ファイナンス、施設供給、施設運営などに実績や経験を持つ、金融・保険、建設・不動産、住宅建材設備、介護関連の6社が一体となって資産運用会社を設立。資本市場の資金でヘルスケア業界の成長を幅広く支援する。今後、投資法人を設立し、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅、病院などの運用資産を取得。2014年後半を目処にヘルスケアREITを上場。早期に1,000億円程度の資産規模を目指す。
運用会社は、新生銀行が発起設立。6社の出資総額は4億円、出資比率は、ケネディクス60%、長谷工コーポレーション20%、三菱UFJ信託銀行、LIXILグループ、損保ジャパン、新生銀行がそれぞれ5%。
なお、ケネディクスグループでは、ヘルスケア施設を主な投資対象としたシニアリビング・プレリートファンドの組成を決定した。
稼働中のヘルスケア施設や開発案件への投資に加え、M&Aなども対象に投資していく。5年程度の運用をめどに累計1,000億円程度の資産規模を目指す。