不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2014/5/1

主力の住宅事業が堅調に推移、増収増益達成/野村不HD14年3月期決算

 野村不動産ホールディングス(株)は4月30日、2014年3月期決算を発表した。

 当期(13年4月1日~14年3月31日)の連結経営成績は、売上高5,320億1,600万円(前期比2.8%増)、営業利益743億700万円(同27.4%増)、経常利益640億5,800万円(同39.8%増)、当期純利益268億4,400万円(同38.7%増)。増収増益を達成した。

 主力の住宅事業では、分譲マンション「プラウドタワー東雲キャナルコート」(東京都江東区)、「プラウドシティ元住吉」(川崎市中原区)等、計6,209戸(同460戸増)を計上。売上高は3,105億7,900万円(同0.7%増)、営業利益は337億3,000万円(同2.9%増)となった。

 賃貸事業については、大型オフィスビル「ラゾーナ川崎東芝ビル」(川崎市幸区)が満床で稼働を開始。昨年3月に開業した「ボーノ相模大野ショッピングセンター」(神奈川県相模原市)の収益も通期で寄与した。また、オフィス・商業・物流の各事業分野において、「GEMS渋谷」(東京都渋谷区)、「PMO日本橋大伝馬町」(東京都中央区)等を売上に計上。しかしながら、物件売却による売上が減少したことにより、売上高は969億1,200万円(同9.1%減)にとどまった。営業利益は、収益性が改善し、270億3,400万円(同15.9%増)の増益。

 次期については、売上高5,600億円、営業利益650億円、経常利益550億円、当期純利益290億円を見込む。

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