フジ住宅(株)は4月30日、2014年3月期決算を発表した。
当期(13年4月1日~14年3月31日)の連結経営成績は、売上高863億6,300万円(対前期比30.8%増)、営業利益58億600万円(同52.4%増)、経常利益56億6,000万円(同50.5%増)、当期純利益32億6,100万円(同43.8%増)であった。
各事業セグメントの受注契約高が好調に推移したほか、中古住宅の受注・引き渡しが期初予想に比べて大きく伸びたことから増益増収を達成した。
主力の分譲住宅セグメントでは、自由設計住宅の受注契約戸数は528戸(前期:733戸)と減少したものの、分譲住宅マンションの受注契約戸数は465戸(同:307戸)と大幅に増加、売上高は414億6,700万円(前期比68.4%増)、セグメント利益は43億6,700万円(同104.9%増)を計上。
住宅流通セグメントでは、中古住宅の仕入れが回復傾向となり、受注契約高は222億7,200万円(同33.4%増)となり、売上高は271億4,500万円(同24.9%増)、セグメント利益10億9,300万円(同94.6%増)となった。
次期は、売上高800億円、営業利益44億円、経常利益43億円、当期純利益28億円を見込む。