住友林業(株)は2日、2009年より実施している植林によるカーボンオフセットの取り組み「プロジェクトEARTH」の期限を3年延長すると発表した。
同プロジェクトは、同社が1年間に販売する注文住宅・分譲住宅全棟の主要構造材の伐採・搬出・製材・運搬・施工において排出される約6万tのCO2のオフセットを目的に、インドネシア共和国の荒廃地への植林と、その後10年間の育林を行なうもの。
09年4月~14年3月までに、1,464ha・約140万本を植林しており、CO2換算量にすると1万1,000tの実績がある。
今回の期間延長は、地球温暖化の大きな要因の一つとされる森林の減少や劣化を防止することの重要性や、植林に関わる地域住民や日本の顧客とともに森づくりを行なう社会的な意義を再認識したため。