不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2014/5/9

リノベ・賃貸業が牽引、黒字化/コスモスイニシア14年3月期決算

 (株)コスモスイニシアは8日、2014年3月期決算を発表した。

 当期(13年4月1日~14年3月31日)は、売上高674億4,100万円(前年同期比21.4%減)、営業利益17億3,900万円(同32.1%減)、経常利益13億8,600万円(同34.0%減)、当期純利益12億5,900万円(前年同期:当期純損失10億7,300万円)となった。

 不動産販売事業では、新築マンションにおいて「イニシア築地」(東京都)、「イニシア鎌倉大船」(神奈川県)など、引渡戸数が799戸(同636戸減)となったこと等により、売上高329億600万円(同37.0%減)を計上。新築一戸建てにおいては、引渡区画数が89区画(同29区画減)となったこと等により、売上高51億5,700万円(同22.5%減)となった。
 リノベーションマンション等においては、「リノマークス横浜仲町台」(神奈川県)を引渡したことや土地売却により、売上高16億1,100万円(同62.7%増)。これらに加え、新築マンションの販売代理収入等を合計した結果、売上高404億3,500万円(同33.9%減)、セグメント利益21億3,800万円(同44.3%減)を計上した。

 不動産賃貸事業は、首都圏におけるサブリース事業を中心に展開し、マンションの受託戸数が8,071戸(同696戸増)となり、新規稼働物件が収益に寄与。、収益性の低い物件が一掃されたこと等により、売上高134億4,300万円(同0.8%増)、セグメント利益5億2,500万円(同105.4%増)を計上した。

 次期は売上高788億円、営業利益15億円、経常利益10億円、当期純利益10億円を見込む。

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