日本賃貸住宅投資法人(JRH)は9日、2014年3月期決算を発表した。
当期(13年10月1日~14年3月31日)の営業収益は64億4,200万円(前期比8.6%増)、営業利益30億2,100万円(同12.7%増)、経常利益23億4,100万円(同19.6%増)、当期純利益23億4,000万円(同19.6%増)、1口当たりの分配金は1,617円。
当期は「ルネッサンス21博多」(福岡市博多区)や「ザ・レジデンス本牧横浜ベイサイド」(横浜市中区)等10物件を取得(取得価格総額は256億7,310万円)。新規2物件に係る優先買取権確保を目的に、ブリッジ・ファンドに対して匿名組合出資2億3,000万円を出資した。また、平均稼働率は97.3%と、過去最高の数値を達成した。
次期については、営業収益68億9,200万円、営業利益30億9,400万円、経常利益23億3,800万円、当期純利益23億3,800万円、1口当たりの分配金は1,585円を見込む。