東急不動産(株)は19日、第26回「TOREIT四半期報告」(2014年4月)を発表した。JREIT上場投資法人の開示情報をデータベース化し、四半期ごとに調査・分析している。
2014年3月末時点のJREIT資産規模は、物件数2,637件(前期比93件増)。資産総額は取得金額ベースで11兆8,156億円(同3.5%増)、鑑定評価額ベースで11兆3,789億円(同4.3%増)となった。
期中の取得物件数は102件(同7件減)、取得金額4,323億円(同31.5%減)。売却物件数は9件(同1件減)、売却金額303億円(同9.0%減)。取得時鑑定キャップレートは平均5.2%(同0.3ポイント低下)。
また、運用時NOI利回りは平均5.5%(同0.1ポイント低下)。鑑定キャップレートは半年で全物件平均8.2bp(ベーシスポイント)低下した。平均では5.30%となった。