不動産ニュース / 調査・統計データ

2014/5/22

市街地価格指数は下落も、大都市の地価上昇が顕著/JREI調査

 (一財)日本不動産研究所(JREI)は22日、2014年3月末現在の「市街地価格指数」を発表した。毎年3・9月の2回実施しているもの。市街地価格指数は、全国主要223都市・約2,000地点(定点)の地価を鑑定評価し指数化。今回が146回目となる。

 00年3月末を100とした市街地価格指数は、全国の全用途平均で前期比0.7%下落(前回:0.9%減)と、地価下落傾向は継続したものの、下落幅は縮小した。用途別では、商業地が43.8、住宅地が61.2、工業地が51.9、最高価格地が39.5。三大都市圏別では、東京圏が0.4%上昇(同0.2%上昇)、大阪圏が同0.2%上昇(同0.1%下落)、名古屋圏が同0.2%上昇(同0.1%上昇)と2008年3月末調査以来、6年12期ぶりにすべての都市圏で上昇した。

 「東京区部」の地価動向は、商業地が前期比1.7%上昇(前期:1.1%上昇)、住宅地が同1.2%上昇(同:0.5%上昇)、全用途平均が同1.4%上昇(同:0.7%上昇)、最高価格地が平均で同3.9%上昇(同3.3%上昇)となった。前回に引き続き、商業地・最高価格地で強めの地価上昇がみられた。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年6月号
本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

Vol.428 クアラルンプールにはなぜこんなにショッピングモールがあるのか【マレーシア】」を更新しました。

熱帯気候のマレーシア、クアラルンプールの人々が日中集まるのがショッピングモール。暑さ、湿度、雨などに煩わしい思いをすることなく、朝から晩まで過ごすことのできるショッピングモールは住民にとってなくてはならない存在のようです。こうした背景から、中間層以上にむけた都市開発の根幹とされることも多いそうです。しかし、中には問題もあるようで…続きは記事をご覧ください☆