(株)アキュラホームは22日、2014年2月期の業績を公表した。
当期(13年3月1日~14年2月28日)は、売上高396億6,800万円(前期比7.8%増)、営業利益8億9,500万円(同212.0%増)、経常利益9億5,800万円(同119.4%増)、純利益4億9,800万円(同5821.6%増)。
創業35周年を迎え、全社とで改善を積み重ねると共に、品質管理体制を強化。さらに事業部制による現場主導、地域密着の運営体制を整えた結果、業績が回復。増収増益を達成した。
住宅建築事業部門では、全社員、関連企業から改善案を募集する「KAIZENプロジェクト」を立ち上げ、商品改良を実施。さらに試行棟などを通じ地域のニーズに対応する商品開発や迅速なサービスを実現したが、消費税駆け込み後の反動減から受注棟数1,546棟(同20.6%減)に。しかし完工棟数は前年度の好調な受注を受けて1,658棟(同7.1%増)を達成。結果、売上高387億5,500万円(同8.2%増)を達成した。
工務店支援事業部門では、3年目を迎えた永代ビルダー塾を拡充し、支援サービスを展開。また共同仕入れ商品の充実や情報提供活動などを積極的に展開。会員数が減少した影響で、売上高は9億1,300万円(同7.0%減)と減収に。
次期は、完工棟数1,700棟、売上高408億円を見込む。