森ビル(株)は26日、「六本木ヒルズにおける街づくり-開業10周年を迎え、成熟を重ね発展し続ける街-」が日本都市計画学会が主催する「2014年都市計画学会賞<石川賞>」を受賞したと発表した。
同賞は、都市計画に関して独創的または啓発的な業績により、都市計画の進歩、発展に顕著な貢献をした個人または団体を表彰するもの。
同社の六本木ヒルズにおけるまちづくりへの取り組みについて、計画が着実に実現され「まちをつくる」段階から「まちを運営する」段階まで一貫して行なってきた都市再生であること、新しい文化・情報を発信しつづけることで地域の発展に多大な効果をもたらしていること、また、安全・安心な「逃げ込めるまち」に向けた多くの取り組みが、今後のエネルギーの重要性をふまえたBCP策定の動きにつながっており、先駆性・社会への貢献度が大きいだけでなく、世界の都市間競争を担うこれからの日本の都市開発のモデルになっている点などが評価された。