不動産ニュース / 調査・統計データ

2014/5/28

都内の50~60歳代、65%が「終の棲家は自宅で」/オウチーノ総研調査

 (株)オウチーノは27日、「終の棲家『東京版』」についての調査結果を発表した。東京都に暮らす50~69歳の男女556名を対象に、インターネットでアンケートした。

 「あなたは、どこを『終の棲家』としたいと考えていますか?」という質問では、「自宅」が65.9%、「老人福祉施設・老人ホーム」が9.9%、「サービス付き高齢者向け住宅」が13.8%となった。

 「自宅」を選んだ理由については、「一番落ち着けるから」がトップ。「住み慣れた場所だから」「自宅で一生を終えたいから」「気兼ねなく住めるから」「一番思い入れがあるから」が続いた。「老人福祉施設・老人ホーム」を選んだ理由については、「家族に迷惑をかけたくないから」が最も多く、次が「安心できるから」となった。「サービス付き高齢者向け住宅」については、「安心感があるから」が一番多く、「ある程度自立した環境で必要なサービスを受けられるのが理想的だから」と続いた。

 また、子供がいる350名へ「老後、子どもと同居したいか?」と質問したところ、「同居したい」が10.8%、「どちらかというと同居したい」が22.9%、「どちらかというと同居したくない」が28.6%、「同居したくない」が37.7%という結果に。「どちらかというと同居したくない」と「同居したくない」を合わせると66%と、半数以上が子供との同居を望んでいないことが分かった。

 「もし介護が必要になったら子供に介護してほしいと思いますか?」との質問では、「して欲しい」が2.9%、「どちらかというとして欲しい」が16.0%、「どちらかというとして欲しくない」が39.4%、「して欲しくない」が41.7%となった。「どちらかというとして欲しくない」と「して欲しくない」で計81.1%となり、子供に介護されることを望まない人が圧倒的だった。

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