不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2014/5/30

販売会社への研修に注力。次期は戦略投資に/アールシーコア

 (株)アールシーコアは29日、2014年3月期決算説明会を開催した。

 当期(13年4月1日~14年3月31日)は、連結売上高120億8,700万円(同18.2%増)、営業利益8億9,700万円(同30.4%増)、経常利益9億800万円(同34.2%増)、当期純利益5億7,600万円(同45.5%増)と、過去最高の売上高・利益を達成。契約棟数は1,012棟(前期比1%減)、契約高は116億7,600万円(同12%増)、契約残高は67億3,300万円(同12%増)となった。
 
 次期(15年3月期)については、中期経営計画達成のための方策として、(1)商品力強化、(2)営業力強化、(3)拠点拡充、を中心とした事業を展開していく。販売会社統括・教育拠点となる14年3月に移転した新本社「神泉風來ビル」を年間約1億円の固定資産として計上。また、中長期的な成長ラインを確保するため、営業人員開発・商品販促等、今後の布石となる先行投資(戦略費)を行なっていく。
 連結業績予想は売上高127億円(同5.1%増)、営業利益3億円(同66.6%減)、経常利益3億円(同67.0%減)、当期純利益1億8,000万円(同68.8%減)を見込む。
 
 決算説明会において、同社代表取締役社長の二木浩三氏は、「3月に移転した本社ビルは、大規模な講堂や研修所などがあり人材開発の場として活用することができる。消費税増税や建築費の高騰など、懸念事項はあるものの、こうした取り組みにより目標を達成していきたい」と話した。

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