不動産ニュース / その他

2014/6/2

大栗育夫氏を再選。安全・安心な市場の整備に注力/REPCOが総会

2期目の再選を受け、「今まで以上に国と団体、会員企業が一体となって取り組んでいくことが必要となってくる。安全・安心な市場を整備するとともに、存在意義のある団体活動に注力していく」と抱負を語る大栗会長
2期目の再選を受け、「今まで以上に国と団体、会員企業が一体となって取り組んでいくことが必要となってくる。安全・安心な市場を整備するとともに、存在意義のある団体活動に注力していく」と抱負を語る大栗会長

 (一社)マンションリフォーム推進協議会(REPCO)は5月30日、「ホテルルポール麹町」(東京都千代田区)にて定時総会を開催。2013年度事業報告および収支決算などを承認した。また、改選期に伴い新理事を選出。新理事の互選により、大栗育夫氏((株)長谷工コーポレーション代表取締役会長)を会長に再選した。

 14年度は、(1)リフォーム市場の健全な発展拡大を図るため、消費者への啓発活動に注力、(2)消費者へ信頼あるリフォームを提供するための業界の人材育成を強化、(3)体制整備等を通じた協議会活動の活性化、の3つを重点項目として取り組んでいく。
 (1)については、ホームページ運営強化やリフォーム展示会などを通じ、情報提供や相談会を行なうことで健全なリフォーム市場育成に努める。(2)の人材育成では、会員企業に対し「マンションリフォームマネジャー」の資格取得を推奨。(3)の協議会活動は、行政・他団体との関係強化を図るとともに、国土交通省の「事業者団体を通じた適正な住宅リフォーム事業の推進に関する検討会」を受け、体制を強化し運営の一層の充実を目指していく。
 
 会長2期目となった大栗氏は、「国の施策等によりリフォーム市場は活発化してきたが、少子高齢化による人口構造変化への対応、省エネルギー対策の推進、消費増税前の駆け込みに対する反動、工事の人手不足の長期化など、課題は山積している。こうした課題を研究、協議して解決していくことが当協議会の役割。これらの実現に向け、今まで以上に国と団体、会員企業が一体となって取り組んでいくことが必要となってくる。安全・安心な市場を整備するとともに、存在意義のある団体活動に注力していく」などと抱負を語った。

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