不動産ニュース / 開発・分譲

2014/6/2

武蔵小山パルム駅前地区の再開発組合の設立を許可/東京都

武蔵小山パルム駅前地区に建設する複合施設の完成予想図
武蔵小山パルム駅前地区に建設する複合施設の完成予想図

 東京都はこのほど、「武蔵小山パルム駅前地区市街地再開発組合」の設立を許可した。

 東急目黒線「武蔵小山」駅に隣接する利便性の高い立地特性を活かし、「東京のしゃれた街並みづくり推進条例」の街区再編まちづくり制度を活用。密集市街地の解消と合わせて敷地の共同化により魅力ある複合市街地を形成し、新たな地域の拠点となる市街地の形成を図るもの。

 地区面積は約0.9ha。延床面積約7万3,900平方メートル。地上40階地下2階塔屋2階建ての複合施設を計画する。駅前空間の拠点性の向上に資する商業機能や居住機能の集積を図るとともに、駅前広場と一体となる広場の確保や子育て支援施設のほか、災害等非常時に一時避難者や帰宅困難者を受け入れる防災施設を導入し、地区の災害対応力の強化を図る。また、建物の整備に合わせ、地区の骨格となる道路ネットワークを形成する道路や地区の回遊性を高める歩行者優先道路等の公共施設も整備する。総事業費は336億円となる見込み。

 今後、2015年3月の権利変換計画認可を経て、16年1月に着工の予定。建物竣工は18年10月を計画する。

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「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。