シービーアールイー(株)は11日、2014年5月の三大都市のオフィス空室率・平均賃料(速報値)をまとめた。
全グレードの空室率は東京23区4.7%(前月比変化なし)、東京主要5区4.3%(同変化なし)、大阪7.5%(同0.1ポイント低下)、名古屋7.6%(同0.1ポイント上昇)と、大きな変化はなかった。
グレードAオフィスに限ると、東京3.7%(同0.2ポイント低下)、大阪9.6%(同0.8ポイント低下)、名古屋3.3%(同0.1ポイント上昇)。1坪当たりの想定成約賃料は東京3万1,200円(同1.0%上昇)、大阪1万9,000円(同0.3%上昇)、名古屋2万1,500円(同0.2%低下)となった。東京については、空室率の低下が続いており、それに伴って賃料の上昇傾向が続いている。