不動産ニュース / 調査・統計データ

2014/6/16

都市圏ビル空室率、全国的に改善傾向/ビルディング企画調査

 (株)ビルディング企画は13日、2014年5月の全国6大都市圏(札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、福岡)の主要エリアにおけるオフィスビル市況をまとめた。東京の内容は本日付のニュース参照。

 各都市圏の平均空室率は、札幌7.21%(前月比0.04ポイント低下)、仙台10.44%(同0.18ポイント上昇)、名古屋8.76%(同0.56ポイント低下)、大阪10.29%(同0.12ポイント低下)、福岡7.49%(同0.12ポイント低下)となった。全国的に改善傾向となり、名古屋は08年10月以来の8%台となった。一方、仙台は、震災の影響から仙台中心部へ移転していたテナントの大型解約により、13年3月より続いていた連続改善は14ヵ月でストップとなった。

 1坪当たりの成約賃料は、札幌8,040円(同28円上昇)、仙台8,365円(同57円下落)、名古屋9,653円(同200円上昇)、大阪9,029円(同10円下落)、福岡8,984円(同34円下落)となった。福岡は4ヵ月連続の下落で、05年2月の調査開始以来、初の8,000円台となった。名古屋は、稼働率が上昇した物件や新規募集物件の一部に賃料見直しの動きが見られたことが7ヵ月ぶりの上昇につながった。

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